いますが、環境団体
等で活動していて、人を動かすことの難しさを感じている方にもぜ
ひ見ていただきたいと
思い、連絡を差し上げています。
ゲストの、中村隆市とてんつくマンは、いずれも、それぞれの活動
をとおして環境問題
に関して社会的に大きな動きを作り出してきました
。二人のこれまでの活動は、今までの
環境運動では動かなかった人々を動かすことに成功してきています
。
(中村は、ナマケモノ倶楽部を設立し、キャンドルナイトイベント
を実施しています。て
んつくマンは、「天国はつくるもの」という映画を自主制作し
、多くの若者を動かしてい
ます)
今回のイベントでは、六ヶ所村再処理工場を考えるイベントをとお
して、関西でどうす
れば大きな動きを作り出すことができるのか考えていく予定です。
NGOの運営者は、15時半頃より予定している、関西でのキーパ
ーソン同士のミーティ
ングにも参加していただき、直接中村隆市、てんつくまんの両氏と
対話することも可能で
す。
ぜひご参加をお待ちしています。
(スロービジネススクール 坂田裕輔)
「みんなでつくる六ヶ所の未来」
第一部
15:00~ 1部 上映会 開場
15:10~ 『天国はつくるもの』メイキングビデオ上映
15:30~『天国はつくるもの』本編上映
17:40 終了
17:40~ カフェタイム (食事)
第二部
トークセッション
「~再処理工場を止めるためにできること~」
ゲスト:てんつくまん 中村隆市
ゲスト:てんつくマン(路上詩人、NGOメイクザヘブン代表)
http://www.tentsuku.com/
:中村隆市(ウィンドファーム代表、スロービジネススクール校長
)
http://www.slowbusiness.org/
18:00 受付開始
18:30~*中村講演「水俣、チェルノブイリ、そして、六ヶ所
」
副題 ~いのちを大切にするスロービジネスと再処理工場~
19:15 (45分)
19:30~ 公開ミーティング
~21:00
22:00 解散
会場:スペースYMO
大阪市淀川区十三元今里2ー5ー17
阪急十三駅西口からフレンドリーストリーを通って徒歩7分
(高架をすぎて、パン屋と歯医者の門を右。たこやき「たこふく
」となり)
参加費: 1部 上映会 1000円
2部 トークショー 予約2000円、当日2200円(いずれも1ドリンク付き)
(2部、学生はそれぞれ200円引き)
ブレーンミーティング:未定
定員:70人(事前申し込みがある方を優先します)
申込み:Cafe Pitwu(カフェピトゥ)
E-mail:
cafepitwu@sheep.livedoor.com
Tel:0675037392(当日のみ)
主催:メイクザヘブン、ウィンドファーム、スペースYMO
協力:モモの家、スロービジネススクール
<六ヶ所村再処理工場について>
水俣病の公式確認から50年
チェルノブイリ原発事故から20年
歴史をふりかえり、反省すべき大事な年に
六ヶ所村の核燃料再処理工場が試験運転を開始した
そして、放射能を空と海に垂れ流しはじめた
来年夏に本格稼動をはじめると
大気中にはクリプトン85という放射能が
チェルノブイリ原発事故の時より10倍も放出され
海にはトリチウムなどの放射能が2日に1回600トンも放出され
る
200kgドラム缶に換算すると1回に3000本
月に4万5000本 年間54万本
放射能によって魚が300ベクレル汚染され
米が90ベクレル汚染されると青森県が認めている
放射能が恐ろしいのは、その毒性が長く続くこと
そして、大人よりも子どもたちに大きな被害を与えること
放射能は、これから生まれてくる未来世代にずっと被害を与え続け
る
再処理工場から排出されるプルトニウムは
毒性が半分に減るのに2万4000年かかり、ヨウ素129は15
70万年かかる
この話を聞いて、こんなふうに言う人が多い
「そんなひどいことを政府が認めるはずがない」
「信じられない」
新聞やテレビがこの問題をほとんど報道しない
『六ヶ所村ラプソディ』という優れたドキュメンタリー映画も
マスメディアはほとんど取り上げない
なぜ彼らは再処理工場の問題を報道しないのか
その疑問を感じている市民は多い
だったら、私たち市民が力を寄せ合って全国に伝えていこう
そのことを てんつくマンと中村隆市さんが語り合います
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<てんつくマン プロフィール>
1988年 お笑いコンビ"TEAM 0(相方:山崎邦正)"結成
1994年 「やりたいことが見つかった」と吉本興業円満退社
1998年 1ヵ月連続毎日フルマラソン(42.195キロ)に挑戦、完走。
1998年 路上に座り筆と墨を使いインスピレーションで言葉を
書き始め路上詩人となる。
2002年 名前を"てんつくマン"に改名。天国を創るニューヒ
ーロー!?と勝手に名乗る。
2003年 7年半追い続けた夢である映画「107+1
~天国はつくるもの~」を製作。
2005年 自主上映という形でありながら観客動員5万人を突破
!今尚ロングラン上映中。
2006年 小豆島を舞台に次回作の映画「107+1
~天国はつくるもの~part2 ちょっと天国つくっちゃいました編」の撮影を開始!
現在は環境問題や海外支援にも感心を持ち「NGO MAKE THE HEAVEN」をつくり
日本国内に留まらず海外まで飛び回る。著書に「天国はつくるもの
」「感動なき
続く人生に興味なし」「そばにいるから」新刊「おきもちとどきま
した」など。
【てんつくマンのメッセージ】
宮崎個展中、フェアトレードを日本に広めたり、ナマケモノ倶楽部
を作り、
スローライフ、スロービジネスを広めている、中村隆市さんと会う
ことが
出来た。中村さんと話をしていて、一番、伝わってきたのは
、青森県の
六ヶ所村の再処理工場を絶対に止めよーーーーーーーーってことだ
った。
映画「六ヶ所村ラブソディー」緊急試写会をして、
スタッフミーティングで六ヶ所のことを話しした。
俺な、声が聞こえた、今までは原発の話をいろいろ聞いても、
心が反応しなかったんやけど、今回は心の声「行けーー
」って声がした。
聞こえてしまった。聞こえたら後は正直になるだけや。
【中村隆市のメッセージ】
今から25年以上も前のことですが、1980年に日本政府は
原発から出る「低レベル放射性廃棄物」を太平洋に棄てようと
計画しました。その計画を知った太平洋の島々は猛反対しました。
それに対して日本政府は、「低レベルの放射能だから心配しなくて
大丈夫ですよ」と説明しました。
しかし、彼らは納得しませんでした。「安全だというのなら東京湾
に
棄てればいいではないか。何故、遠い太平洋にまで持ってくるのか
」と
首をたてに振りませんでした。
長い間、核実験によって海と島を汚染されてきた彼らは、これ以上
海を汚したくない、これ以上海を汚してしまったら子どもたちが生
きて
いけなくなると反対運動を続けました。その思いは国際世論を動か
し
ついに日本政府は、放射能を太平洋に棄てることを中止しました。
六ヶ所村の再処理工場から棄てられる放射能は(1年分だけでも)
太平洋に棄てようとした放射性廃棄物(ドラム缶で5000本
~1万本)の
50倍から100倍になります。
いま、日本に生きている私たちでなければ、再処理工場をストップ
させることはできません。私たちは、これから生まれてくる未来世
代の
運命を握っています。
いま、私たちが立ち上がらず、再処理工場の本格稼動を黙認するな
ら
子どもたちに笑顔がない世界が広がっていくでしょう。
19日は「わたしにできること」をたくさん考えて
、希望が見えてくる
集まりにしたいと思います。皆さん、ぜひ参加して下さい。